2020年5月10日日曜日

令和2年春蚕の飼育が始まりました

 令和2年の養蚕が始まりました。
 群馬県の春蚕は、5月8日、5月10日に掃立(孵化した蚕にはじめて餌を与える作業)が行われました。
 稚蚕飼育(孵化してから3令までの蚕の飼育)は、前橋市にある大胡稚蚕共同飼育所、富岡市にある小野稚蚕共同飼育所で行われています。

 写真は、①孵化まえの蚕種、②孵化が始まった蚕種、③餌を求めてうごめいている蟻蚕(動画)です。
この写真は、昨年の春に1匹の蛾が産んだ「ぐんま200」の卵です。
品種によっても異なりますが、大体500粒前後の卵を産みます。
孵化が始まった蚕の卵です。白くなっているのは蚕が孵化した卵です。
黒いのは、これから孵化する卵です。
よーくみると、蚕が餌を求めてうごめいているのがわかると思います。
孵化したばかりの蚕は、毛蚕(蟻蚕)と呼ばれています。これは、体調に比して、
剛毛が長いので、毛深く見えます。

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